とにかく暑い

日記

2023/08/05

数日間サボってしまった。あまり記憶が優れている訳じゃないので、二日分を混ぜて書いていこうと思う。本当は出来事に忠実に書きたいのだが、どうせ全て僕が認知した虚像の不完全な言語化でしかない。フィクションを織り交ぜたって何をしたって、あまり差は無いだろう。

九時ごろに起きて猫に餌をやる。餌が少し残っていることもある。食べる量は何度か調整して現在の分量になったので多すぎるということはないはずだ。少し様子を見ようと思う。そういえば、そろそろ餌のストックがなくなりそうだったので注文していたのを思い出した。

本を読む。「楽しくやりたいことをして生きていくこと」について筆者の実体験を語る書籍だった。一度読んでいたが、僕もおそらくフリーランスっぽく働くことになるだろうから、もう一度読んでおこうと思った。読みながら、何か思い付いたことがあればTwitterにメモした。名前は「X」に変わったのだった。まだどうしても気持ち悪くて、引き続きTwitterと呼ぶことになると思う。

カップ焼きそばの準備をした。暑い。とにかく暑い。冷房を少し離れただけで顔から汗が落ちる。寒い方が僕には合っていることを思い出した。まだ八月は始まったばかりでこの暑さが続くと思うと少し億劫だが、気を付けて水分補給はしよう。白ごはんが余っていたので一緒に食べることにする。段ボールの上に焼きそばと白ごはんを置いて、昼ごはんを済ませた。

最近、やりたいことがより明確になってきて、やるべきことも明確だから時間を無駄にしないようなブレーキが効くことがよくある気がするのだが、それでも今日は少し体力がなかった感じがした。読書は想像以上に体力を使うのかもしれないし、暑さで疲労感に拍車がかかったのかもしれない。気力が絞り取られ自分が枯れる感覚があった。

ある日は特に気にもならず色んなことがこなせるのに、別の日は床に落ちたゴミを拾うのも億劫になるから不思議だ。本が全く読めなくなった時期があった。本は学生の頃から好きだったから気になる本は買いたくなるけど、いざページを開いてみると、読めない。文字は目で追えるけど内容が全く頭に入ってこない。数ページ進んだとしても、よく分からなくなって集中力を失い、読むのを止めてしまう。恐らく2、3年そういう期間があった。去年くらいからビジネス書、自己啓発書は読めるようになった。疲れたとしても、本を読んで考え方が少しアップデートされる感覚を大切にしたい。

疲れたので横になってゲームをしたりTwitterをしたりしていた。文鳥、オウム、インコの画像や動画を見る。鳥と触れ合えるカフェはないか検索した。何てしていると眠くなってきたので昼寝をすることにした。

18時ごろに起きる。スマホで文章を書きながらヒップホップを聴いていると、『Rasen in OKINAWA』が流れてきて何となく動画を観たくなった。音楽には癖になる間があって、この曲にもCHICO CARLITOのヴァースで癖になる間があったから何度も聴いた。カメラに向かってラッパーたちが写真を撮られてるかのようにポーズをするのだが、その瞬間が素敵に思えた。

Red Bullの他のRasen(複数のラッパーが同じビートに乗りラップする企画)を聴いたり唾奇の曲をいくつか掘ったり、そのままおすすめ欄に表示される曲を聞いていた。僕はあまり音楽に詳しくないので、調べたいラッパーがいくつか見つかって良かった。

そしておすすめ欄にXGという主に韓国で活動しているグループの『TGIF』という曲が表示されたからクリックする。最初は「変わった曲するんだな」くらいだが、だんだん中毒性、魅力に気付いた。歌詞が複雑という訳ではないのだが、飽きさせない構成、ハウスミュージックっぽい「ドン、ドン」という音、「私最高!」という明確なメッセージ、謎の動物が出てきたり超現実的な描写があったりグロテスクな味が少しだけあってカラフルでキテレツな世界観のビジュアル、全てが癖になり始めた。何度か聴いた。

パスタが冷蔵庫に残っていて、足りない気がしたし、もう19時半くらいだったから準備もめんどくさくて、コンビニにご飯を買いに行った。ついでに漫画の新刊をいくつか買った。外に出ていたのは十分くらいだったのに汗をかいた。パスタなどを温めて居間に持っていきテレビを点ける。

霜降り明星の最新動画を見ながらご飯を食べた。マクドナルドの期間限定バーガーの紹介をしており、ハンバーガーが食べたくなった。途中で猫の晩ごはんを準備する。猫が「早くしてくれ!」と言うように、ニャーと鳴いたり準備をしている餌に手を伸ばしたりする。猫はいつも美味しそうにご飯を食べる。

少しだけ本を読んで、寝転びながらスマホゲームをしたりSNSを見たりする。スマホゲームはそろそろ飽きてきたような気もするし、成長していく感覚は楽しいが現実世界の成長する感覚を大事にしたいとも思う。Twitterを見ていると「うつ病の人は、食事が終わっている」という表現に出会った。うつ病になってからコンビニなどで弁当やカップ麺を買うことが多くなった。買いに行くのも面倒だからカップ麺を箱ごと購入することもあった。楽に食事ができるからありがたかった。自炊する余裕なんてなかったと思う。食事が終わっているからうつ病のままなのか、うつ病だから食事が終わっているのか、よく分からない。

猫と遊んで、写真や動画を撮り、Instagramに投稿する。親が見てくれているから、「元気でやってるよ」というメッセージのつもりで猫の可愛い姿を投稿することにしている。寝る準備をして、マットレスに横になった。じっとしていると冷房が気持ちいい。新しい映画がいくつか公開されたのを思い出した。ホラー映画でも観て涼みたい気分だ。