感情の掃き溜め

日記

昨日はまずに猫に7時くらいに起こされた。ご飯の時間が近付くとニャーニャー言っている。何かを訴えたいのか、僕の身体の上に乗るときもある。すぐに二度寝ができなかったから少し本を読んでいた。そして少し仮眠を取ろうと眠ったが、夕方ごろまで寝ていた。

動けなかった。そして、いつものラーメン屋に行った。ご飯のサイズがいつもと違った。大盛りを頼んだが、いつもの大盛りの1.5倍くらいの量だった。ある特定の店員さんがご飯を入れると、1.5倍になると理解した。全部食べた。ラーメン屋のスタッフさんたちは元気がいい。部活をやっていたせいもあってか、共鳴するような声の掛け合いは元気がもらえる。

今日は昼まで寝ていた。良くない。昨日も一昨日も夕方くらいまで布団の上で過ごした。うつ病で気力がないのか、ただの怠慢なのか、よく分からん。線引がよく分からなくなる。身体や頭の怠さが病気のせいなのか、単に気が抜けていてサボっているのか。妙に落ち込んでいる気がするのは、病気だから休息を取るしかないのか、単に根性が足りないのか。まあ単純にカテゴライズできる訳ではないだろう。グラデーションなのだ。何となくもう少し頑張れる自信はある。工夫はできそうだ。トライしてみる。

昨日はあまり書けなかったが、今日は文章をいくつか書いた。と言っても、もう少しボリュームを書きたいと思う。書けない。材料がないのか、発想が足りないのか。どちらもだと思う。意図的に材料を集めて、意図的に視点を変えて、編集をしないと。もしかしたら過去のメモを探ると意外に材料はあるから、あとは組み合わせの問題だけかもしれない。もしかしたら道を歩いているだけでネタは沢山あって視点次第、メモの取り方次第では豊富に書けるかもしれない。「書く」という行為をぐいっと生活に組み込む必要がありそうだ。

物書きをしたいとは言っているが、何について書きたいかよく分かっていない。どんな文章を書きたいのかよく分からない。ただ「書きたい」ということは分かっている。「伝えるために書く」という言い方を聞くが、僕は書くことそれ自体に面白みを感じるのかもしれない。伝えたいことなんてなくて、書く行為それ自体が面白い。書く行為は手段じゃない。遊びであり、目的なのかもしれない。だからとりあえず書く。書き続ける。

昨日は『スマイル』と『浅草キッド』を観た。前者はホラー。肩が凝った。もっと怖くてもよかった。後者は熱かった。芸を追求した人にしかできない技。人生を芸人かけるということ。信念。かっこよかった。今日は『マイ・ブロークン・マリコ』を観た。原作を読んでいたからか、ずっと違和感があった。でもロードムービー的要素は楽しい。海に行きたくなった。

映画やSNSを見ていると、美しい風景に遭遇する。町並み、自然、建築。ただそれを記録媒体に写しているだけなのに、心が動く。海に行って写真を撮りたい。汚い海でもいい。人がいない海がいい。静かな海で波が揺れるのを眺めたい。目を瞑って波の音を聞きたい。風が肌に当たるのを感じたい。

最近精神がざわついているので困る。なぜざわついているのかよく分からない。鎮めないと。イライラしていた。憂鬱で不安だった。何にイライラしているか、何に対して憂鬱で不安なのか、分からなくなるときがある。でも確実にどんよりした気持ちはそこにある。どこにもぶつけようのない、感情の掃き溜めのようなものが。ちょっとずつ掃除していこうと思う。

2023/05/27と2023/05/28