嫌いなものへのエネルギー

日記

ここ2日、調子がいい。モチベーションが高い。書きたい、もっと映画・アートを吸収したい、という気持ちが強い。もしこれが本来の気持ちだったら嬉しい。本来の感情で、今までうつ病のせいで、埃が溜まっていて隠れていたのなら嬉しい。

朝は何をしたか覚えていないが、何かを書いていたかもしれない。家で作業するにあたって、一つ問題が出てきた。腰が痛い。パイプ椅子に座って作業するのだが、しんどい。どうしたものか。あまり大きな家具は増やしたくないのだけれど、死活問題かもしれない。椅子。職場の椅子は一つ10万くらいするらしい。座り心地は良かった。10万も出せない。10万あればiPadかコンパクトデジタルカメラを買いたい。ゲーミングチェアは少しデザインが気に入らない。どうしたものか。値段、デザイン性、座り心地。うーん。どこかで考えないと。

と書きながら、椅子も大事だが、腰それ自体をどうにかしないと。運動、ストレッチ。ストレッチだ。毎日5分ほど。ちなみに膝も痛い。学生時代の後遺症なのだが、美術館なのでずっと立っていると、鈍痛が来る。中身だな。外のハードウェアをどうこうの前に、人間それ自体が少し改善しないと。

お昼はカップ焼きそばを食べた。カップ焼きそばはカップ焼きそばにしかない美味しさがある。お店で出される焼きそばとは分類が違う味、美味しさなのだ。一平ちゃんでも、マルちゃんでも、UFOでも。ちなみに、地域特有のカップ焼きそばもあるらしく、北海道には「やきそば弁当」というものがあるらしい。北海道ではシェア1位らしい。中華スープが付いているのが特徴。今度食べてみよう。

夜に『劇場』という映画を観た。又吉直樹の小説が原作。あまり好きになれなかった。ひとり語り、感情の描写が取り繕った感じで、文学性を狙っているが浅い感じがした。でももしかしたらストーリー・モチーフに関していうと、文学的・芸術的な話の流れなのかもしれない、とも思った。恋愛による退廃。でも主人公、嫌いだったな。どうしてもモヤモヤして、すぐに感想を書いた。たぶん2000文字くらいになった。他の人の感想・レビューが気になる。もしかしたら特に女性の感想が気になるかもしれない。原作を読みたい。

嫌いなものへのエネルギーは凄まじいことに気付く。健康的ではないかもしれないけど、ある種の夢中な状態だと思う。会社を実質クビになったときもそうである。ずっと考えていた。何度も私怨を言葉にした。夢にも出てきたくらいだ。あまりネガティブなものにエネルギーを使うなとは言うけれど、使いようによっては、物凄い力強いのだろうな。『その不満、言えば愚痴。書けば文学。』という素敵なコピーもあるし。クリエイティブに活かしたいよね。

ちなみに僕はたまにクビになった会社をツイッターで調べてしまう。前の同僚が宣伝をするのがうざったくフェイスブックのアカウントを消したのにも関わらず、自ら検索してしまう。調べても腹が立つことしかない。PRというのはそういうものだが、キラキラしているのだ。あの、ベンチャー企業・イケイケ(?)意識高い系企業特有のキラキラ感が鼻につく。「IPO」「キャリアパス」だの、それっぽい言葉を使いやがって。ツイッターでもキラキラしてるところだけ見せやがって。沢山の人を、駒みたいに捨てたくせによ。そう、こんな感じで、嫌いなものへのエネルギーを原動力にすると、健康的か非健康的か分からんが、止まらなくなる。この辺で辞めよう。

最近日記を続けられているが、コツが掴めてきたのかもしれない。面白いか、よく書けているかは置いておいて、メモの取り方、広げ方は少し慣れてきた。まあ私記だし、始めてそんなに時間も経ってないし、これからちょっとずつ面白くなればいいかもね。視点とか表現とか。

2023/05/30